自分の仕事を面白がっている卒業生を、ひと月にひとりお招きします。事業を起こした人も、会社のなかで何かを動かしている人も。国内でも海外でも、業種も問いません。在学生と卒業生が、その人と直接ことばを交わせる場をつくります。
発起人 西川 琢也(2017年卒)
進路はバラバラ。それ自体が、この大学の資産です。
でも「事業をやっている卒業生」を見つける手段は、まだどこにもありません。
言葉は世界をつなぐ平和の礎 ── 神田外語大学 建学の理念
1957年から変わっていないこの一文を、卒業生の側から、もう一度やってみたいと思いました。ことばは、国境を越えるためだけのものではありません。立場も業種も違う人同士が、本当のところを話せるようにするための道具でもあります。
同窓会員は25,788名(2026年7月7日現在)。航空、ホテル、商社、外資、小売、教職、地元で店や会社をやっている人、海外で独立した人。進路がこれだけ散らばっていること自体が、この大学の資産だと思っています。
散らばっていることの、何が資産なのか。具体的にはこうです。ある国の、ある業界の話を聞きたいとき、人づてで、いま実際にそこにいる人へたどり着ける。検索して読める情報ではなく、現地にいる本人の話です。25,788名がばらばらの場所にいるからこそ、これが成り立ちます。ほかの大学のアルムナイが簡単には真似できないのは、たぶんここです。
ただ、散らばったままでは資産になりません。とくに「事業をやっている卒業生」を見つける手段が、いまどこにもありません。大学が公式に紹介している「活躍する卒業生」も、企業にお勤めの方と公務員の方ばかりです。起業した人がいないのではなく、見えるようになっていないだけです。
それは大学も同じように感じているようで、「KUIS ONE」の説明資料には、卒業生の本音がこう載っていました。
多くの卒業生が社会でグローバルに活躍しているものの、それらの知見を母校や他の卒業生と共有して更に活かしていくことが難しい。
後輩の支援や母校に貢献したいという想いはあっても、実際に行動する具体的な場や機会を見つけることが難しい。
この2つに、そのまま答える会にします。早稲田にはベンチャー稲門会が、一橋には如水会系のスタートアップの集まりがあります。KUISには、まだ何もありません。だからこそ、いま始める意味があると思っています。
卒業生を毎回おひとりお招きします。聞くのはいつも同じ4つ——「その仕事はどう回っているのか」「なぜその道を選んだのか」「分岐点で何を捨てたか」、そして「何が面白いのか」。会社の紹介ではなく、あくまでその人の話として伺います。後半は少人数に分かれて、直接質問できる時間にします。
インタビューのあとは、5〜6人の小さな輪に分かれます。ゲストが席を回りますが、主役は輪のほうです。同じ大学を出て、いま別の場所で働いている人同士が、本当のところを話す時間。年1回の総会は、この輪だけで構成した懇親の回にします。
回の最後に、ゲストへ必ずお願いすることがひとつ。「次に話を聞くべき人を、一人ご紹介ください。その方の何が面白いですか」。次のゲストは、こうして前の回から手渡されていきます。企画会議で決めません。
事業を起こした人の話は視野が広がります。いっぽう卒業3〜7年目、企業で働きながら面白がっている人の話は手が届きます——「3年後の自分だ」と思える。どちらか一方に寄らないよう、年間の並びで意図的に混ぜます。
「海外で働きたい」「この業界を知りたい」という後輩の相談を受け止めます。答えは「この3人の話を聞くといい」。大学の「Meet your alumni」への協力という形で、在学生の参加枠を毎回設けます。
会の趣旨と、今日のゲストの紹介
5分聞き手が固定の4つの問いを伺う。参加者は聞き役
45分5〜6人の小さな輪に分かれて対話。ゲストが席を回る
40分次のゲストのご紹介をお願いし、同窓会メルマガの登録をご案内
対面とオンラインの併用。遠方の方、海外在住の方も、時差の許すかぎりオンラインで参加できます。
将来的には、各地の卒業生が「主催する側」に回る回をつくりたいと考えています。
ただ録りためるだけでは、線はつながりません。価値は集めた話の数ではなく、索引のほうにあります。「独立を考えている」「この業界を知りたい」と言われたときに、その場で3人を出せる状態にしておく。だから最初から、この軸で並べます。
飲食・小売/メーカー/IT・SaaS/士業・コンサル/教育/人材/航空・ホテル/出版・メディア
起業・独立/社内での立ち上げ/事業承継/フリーランス/新卒から/転職して/駐在・現地採用
語学を武器に転じた/未経験の業界へ飛んだ/一度失敗して戻った
人/市場/作ること/動かすこと/伝えること
東京/千葉・地元/地方/アジア/欧米
肩書きでは選びません。経営者だから呼ぶ、会社員だから呼ばない、ということはしません。基準はひとつだけです。
4つ目に聞くのが「何が面白いのか」である以上、面白がっていない人に伺っても回が成り立ちません。逆に、大きな会社にお勤めの方でも、自分の仕事を面白がっている人なら、いちばん良い回になります。面白い人は、たいてい肩書きの外にいます。
そのうえで、事業を起こした人、会社を経営している人、何度も立ち上げてきた人には、こちらから積極的に声をかけていきます。在学生にとっても、卒業生にとっても、いちばん遠くて、いちばん揺さぶられる話になるからです。
会員かゲストの紹介があれば、卒業生でなくても来られます。扉は開けておきますが、紹介制にしておくのは、「誰かが面白いと思った人」だけが入ってくる状態を守るためです。
進路に迷っている人、独立や海外に関心がある人、「働くって実際どうなのか」を知りたい人。
📍 神田外語大学(ハイブリッド開催予定)
📍 キャンパス/Zoom 約90分・参加無料
📍 全国・海外
※ 日程・会場は決定次第お知らせします。
神田外語大学の卒業生は25,788名(2026年7月時点)。けれど、事業を創り、経営し、挑戦している卒業生同士をつなぐ場は、これまでありませんでした。KUIS ONEは、そのつながりを生み出す卒業生の会です。
同窓会事務局へ相談。発起人・初期メンバーへの声かけ
登録申請書と会員名簿を提出 → 理事会での承認
設立総会と、第1回キャリアライブラリー
各地の卒業生が主催する回を開始。関西・地方・海外へ広げる
※ 設立には1年以内に10名以上の会員が必要です。まずは発起人として、数名の方にお願いしたいと思っています。
勝手にやる集まりではありません。KUIS ONE は同窓会の傘下組織で、会則第26条の「支部」と同等の位置づけです。登録が認められると、次の支援を受けられます。
「KUIS ONE 認定証」。母校の名を冠して公式に活動できます。
同窓会の公式サイト(コミュニティ欄)とメルマガに載せてもらえます。
5名以上の集まりに、卒業生1名あたり1,000円の助成。
7号館3F KUISカフェ、4号館ラパス/バルコーネ、食神。Zoomアカウントの貸与。
つまり、会場代も通信費も、ほぼ自腹になりません。お金の心配をせずに続けられる設計になっています。
重い会にはしません。入っていただく方にお願いするのは、この3つだけです。
卒業生の会員情報は大学のデータベースで一元管理されます(学校法人佐野学園のプライバシーポリシーに準じます)。学外のフレンズは会の側でお預かりします。
大学がこの制度を評価する指標がメルマガの登録者数なので、これがいちばんのお返しになります。
毎回の出席は求めません。オンラインでも構いません。
運営を手伝ってくださる方は、もちろん大歓迎です。むしろ運営はできるだけ皆さんに持っていただきたいと思っています。私は枠組みと、最初のゲストを呼ぶところまでを担当します。
仕事でずっとやってきたのは、人のポテンシャルと情熱が解放される場をつくることでした。この会も、同じです。
手伝ってほしい、という話ではありません。席を持ってほしいという話です。誰を呼ぶか、どんな回にするか、一緒に決める側に回っていただけたら、これ以上のことはありません。
ここまで読んで「面白そう」と少しでも思っていただけたら、まずは一度、雑談させてください。会の話は半分くらいで、あとは近況で構いません。
無料です。非営利のボランティア運営です。
オンラインで参加できます。
在学生はOK。それ以外の方は、会員かゲストの紹介で。
年に1回で十分です。
はい。「自分の仕事を面白がっているか」だけが基準です。
しません。営業・採用の場にはしないルールです。